過ちを改めざるこれを過ちと言う。
初めてのことにおいて、失敗をしてしまうのは至極当然のことなので、失敗は悪いことではないと思います。
しかし、失敗を失敗のまま放置しておくことは最悪だと思います。
「失敗を放置しちゃダメだ。改めなくては」
そう思いつつ・・・。
あなたは同じ失敗を繰り返していませんか?
恥ずかしながら、私は思い当たる節がたくさんあります。
どうして同じ失敗を繰り返してしまうのでしょうか?
同じ失敗を繰り返すことは、人生において無駄なことでしかありませんよね。
最近「どうしてだろう?」とずっと考えていた時に、色々と気付いたことがあるのです。
それは……
失敗を失敗と気付いていない
最近になって気が付いたことは、そもそも失敗を失敗と気付いていないということです。
失敗は、失敗と気付いたらフィードバックして改善することが大切です。
しかし、失敗とすら感じていなければ、フィードバックもなにもありません。
まずは失敗に気付くこと。
これが大切なのではないかと思いました。
大きな失敗は、小さな失敗の積み重ねで起こっている
些細な失敗は日常的に起こっているものだと思います。
しかし、些細な失敗は「どうでもいい事象」と捉えてしまいやすいため、改善されることなく流されてしまっているのではないかと考えました。
全く意識していませんが、きっと小さな失敗は普段から頻繁に起こっています。
そして、小さな失敗が積み重なることで、大きな失敗が起こるのではないかと思うのです。
だから、私たちは「失敗と人生は隣り合わせ」ということを日頃から意識して、小さな失敗に気付く必要があるのです。
私は楽観的な性格なので、多くの事柄を「いいやいいや」で済ませてしまうことがあります。
ポジティブな性格は、良いことだと自負していたのですが、色々と考えているうちに、私はもっと注意深くならなければならないと感じました。
失敗に気付いているのに、放置・後回し
失敗に気付いていても、その失敗を放置してしまっていることがたくさんあります。
自分を振り返ってみたのですが、「失敗している」と気付き、改善策を考えるも、納得できる対策・良い改善方法が浮かばないために、後回しにしてしまっている。
かなりの頻度でコレが起こっていると感じました。
完璧主義が失敗を助長している
納得できる対策が浮かばなければ、失敗を放置。
考えてみると、これが一番最悪だと思ったのです。
人生のあらゆる場面で、多くの方が口を揃えて言います。
「完璧主義は良くない」
と。
「ああ、これのことだ」
と私は思いました。
納得できない方法でも、まずアクションを起こすことが大切なのだと感じました。
それでもダメなら、またフィードバック。
「やらない善よりやる偽善」
これに少し似ていますね。
なにもしないよりかは、僅かでも改善を行うこと。
それが大切なのではないかと思います。
失敗を繰り返さないために
- 小さな失敗は日頃から起こっていると意識する。
- 小さな失敗でも改めると意識する。
- 失敗をした時は、失敗をしたことをすぐにノートへ書く。
- なぜ失敗したのか、原因をあらゆる方向から深く考える。
- 浮かび上がった原因に対する解決策を考える。
- 改善策が完璧でなくても、完璧主義をやめて、とりあえず何かしらアクションを起こす。
- ノートを日常的に見返す。
- ノートをいつでも見返せる環境にする。
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