10選と言いつつ、9選だけど笑
お気に入りの10選
- 奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき
- 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
- 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき あさぼらけかな
- ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる
- 思ひわび さても命は あるものを 憂(う)きに堪へぬは 涙なりけり
- 永らへば またこの頃や しのばれむ 憂(う)しと見し世ぞ 今は恋しき
- もろともに あはれと思へ 山桜 花より外(ほか)に 知る人もなし
- あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
- 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり
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