相手に何か伝えたい時に、上手く伝えることができなかったという経験はありませんか?
「相手にわかりやすく伝える」ということは、簡単そうに思えますが、意外と難しいことですよね。
今回は、そんな時に使える一つの手法「PREP法」を紹介します。
PREP法とは
- Point(要点)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(要点)
上記4つの単語より、それぞれ頭文字をとって「PREP法」といいます。
「要点→理由→具体例→要点」の順番で相手に伝えるという手法です。
相手に内容を理解してもらいやすくなるという効果があります。
理解してもらいやすくなる理由
なぜ、相手に内容を理解してもらいやすくなるのでしょうか?
これは、聞く側の立場になって考えてみると、わかりやすいと思います。
相手の要点がわからない状態で、ペラペラと色々な話をされた時に、「結局何が言いたいの?」と思ったことはありませんか?
要点を把握していない状態では、耳を傾けていたとしても、話の内容の繋がりがわかりにくいため、ただ冗長な話を聞いているように感じてしまうのです。
まず初めに要点を把握してもらい、話に繋がりを持たせることによって、相手はよりスムーズに理解を深めることができるのです。
PREP法を用いた例
Point(要点)
義務教育では、五教科を教える前に「勉強の面白さ」を教えるべきだと思います。
Reason(理由)
なぜならば、勉強の面白さがわかれば、教師が教えなくとも自発的に学ぶようになると思うからです。
Example(具体例)
実際に、義務教育が終わってからも勉強を続けている人は、勉強の面白さを知っている人が多いです。
Point(要点)
したがって、義務教育では勉強の面白さをまず初めに教えるべきだと私は思います。
PREP法 ― まとめ
- 「要点→理由→具体例→要点」の順番で相手に伝えるという手法
- 相手に内容を理解してもらいやすくなる効果がある
相手に何か伝えたいことがある時は「PREP法」使用できるかな?とぜひ検討してみてください。
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